医療科学研究所の産官学シンポジウム「日本の創薬の未来を考える」が24日に都内で開かれた。パネル討論では、トランプ米大統領による医療関連施策の影響で米国内のベンチャー業界等に変化が見られるとして、投資や人材の呼び込み強化に向けた施策を求める声が上がった。

この日のパネル討論では、輸入医薬品への追加関税など米トランプ政権がベンチャーに与える影響が議論の対象となった。アクセリード取締役Co-CEOの池浦義典氏は、既に米国内で倒産するベンチャーが見られると指摘し、「日本では認定VC(ベンチャーキャピタル)も含めてベンチャーを支援する枠組みが充実している。海外の面白いシーズを呼び込んで日本で開発してもらうアプローチのチャンス」とした。
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