名城大学は10日、薬学部の牛田誠准教授とBPOサービス企業のNTTExCパートナーがAIオンライン服薬指導学習システムを共同開発したと発表した。生成AIの対話技術を用い、患者役を手配する人的負担や時間をなくした自己学習システムを構築し、4年生前期の「薬物治療マネジメント」科目でシステムの有効性を確認する目的も含め活用を始める。
薬剤師には服薬指導などの対人業務の重要性が指摘されており、患者から必要な情報を収集して薬物療法を提案するためには高いコミュニケーション能力が必要になるが、大学内でのコミュニケーション能力教育には限界があり、実務実習までに十分な教育ができていなかった。
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