
常盤薬品工業は9日、臨床皮膚医学に基づいて敏感肌のスキンケアを考える低刺激性化粧品ブランド『ノブ』のIIIシリーズから、白濁とろみタイプの化粧水「フェイスローション EX」をリニューアル発売。これに伴い、「トライアルセット」もリニューアル発売した。「ノブ III フェイスローション EX」(医薬部外品)は120mLで税込価格4730円、「ノブ III トライアルセット」(全品医薬部外品)は税込価格1650円。
「ノブ III」シリーズは1998年に皮膚のバリア機能に着目した低刺激性の高保湿化粧品として誕生以来、敏感肌の人に寄り添い、多くの人に愛用されている。近年、乾燥肌・敏感肌といった肌悩みが増加している背景を踏まえ、使用感の向上や皮膚のバリア機能の3因子をおぎなう成分を増量・追加して順次リニューアルを実施。今回は、「フェイスローション EX」を18年の発売後、初めてリニューアルし、IIIシリーズのリニューアルが完了する。
皮膚には外部の刺激からまもり、内側から水分が失われることを防ぐバリア機能が備わっている。皮膚のバリア機能が低下すると、肌が乾燥しやすく、さまざまな刺激を受けやすい敏感な状態になる。皮膚のバリア機能を保つためには、「細胞間脂質」「NMF」「皮脂」の3因子が重要な役割を果たしている。
「フェイスローション EX」は皮膚のバリア機能の3因子をサポートする成分を配合した白濁とろみタイプの化粧水。誕生以来、乾燥が気になる人やとろみのある化粧水が好きな人から好評を得ていた。
今回、皮膚のバリア機能の3因子をサポートする成分を追加・増量。従来の有効成分(グリチルリチン酸2K)と保湿成分(ヒアルロン酸Na-2、グリセリルグルコシド液)はそのままに、しっとりうるおってべたつかず、浸透感や肌なじみのよさを感じられる使用感に仕上げた。肌あれを防ぎ、乾燥しやすい敏感な肌をまもる化粧水となっている。