日本薬剤師会、日本医師会、日本歯科医師会の3師会は11日、今年度中に薬局や医科歯科医療機関における賃金・物価上昇等への対応を求める要望書を福岡資麿厚生労働相に提出した。早急な対応が必要として、補正予算の編成により、期中の診療報酬改定もしくは相当分の補助を訴えた。

福岡厚労相(中央)に要望書を提出した3師会会長
要望書では、薬局等の経営状況が著しく逼迫して閉院や倒産が相次いでいること、賃金上昇と物価高騰、医療の技術革新への対応には十分な原資が必要と説明。他方で、診療報酬改定だけでは賃上げに対応できないとした。
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