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【信州大学病院薬剤部】「こども病院」に薬剤師出向‐地域で小児特有の医療学ぶ

2025年11月07日 (金)

 信州大学医学部附属病院薬剤部は、10月から長野県立こども病院への薬剤師出向を開始した。産休・育休取得が同時期に相次ぎ人員が減少した県立こども病院に対し、11年目の中堅薬剤師を来年3月末まで半年間の予定で派遣する。信州大病院では「妊娠と薬外来」をはじめ、小児・周産期医療に注力しており、今回の出向を通じて小児特有の処方や調剤の技術を習得することで、小児・周産期医療の質向上につなげたい考えだ。小児病院に薬剤師を派遣し、専門的な医療を地域で学ぶ取り組みは全国でも珍しい。内藤隆文薬剤部長は「できれば継続的に出向を続け、良いモデルケースにしたい」と意気込む。

左から長野県立こども病院の鈴木薬剤部長、出向中の笠垣さん、信州大病院の内藤薬剤部長

左から長野県立こども病院の鈴木薬剤部長、出向中の笠垣さん、信州大病院の内藤薬剤部長

 県立こども病院は、長野県の小児・周産期医療の政策医療拠点となっており、薬剤部は19人体制で業務を行っていた。しかし、産休・育休を取得する薬剤師が3人同時期に重なり、急な人材不足に直面。ぎりぎりの人員で病棟薬剤業務実施加算、薬剤管理指導料を算定している苦しい状況にあった。


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