日本薬剤師会の森昌平副会長は3日の定例会見で、中央社会保険医療協議会総会で2026年度調剤報酬改定の論点の一つとなっている医療機関近隣に位置する門前薬局の評価に言及。大学病院の門前や薬局過密地域に薬局が開局している現状を「目指すべき姿から逆行しているとの指摘は率直に受け止めている。われわれも目指す方向は同じであり、指摘されている点は対応を検討しなければならない」と述べた。
森氏は、薬局の立地に関する問題として「門前を越えて薬局が敷地内に入り、大学病院の前にも隙間を埋めるように出店していることが指摘されている」と説明。さらに「薬局過密地域に新規出店が続く一方で、地方には無薬局地域があり、対応に苦慮している」と課題を挙げた。
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