インテージヘルスケアは、2025年10月度のOTC医薬品(一般用医薬品)市場概況を公表した。それによると、10月度の販売金額は1051億円となり、OTC医薬品市場は前年比98.4%で2カ月連続のマイナスとなった。総合感冒薬、鎮咳去痰剤などのかぜ関連薬は全体的に低調だった。ドリンク剤もマイナスが続いている。過去5年の10月の平均を100とした場合の5年指数は105.5となった。
10月度に好調だった薬効は、皮膚用薬(除殺菌)(販売金額78.6億円、前年同月比105.2%)、外用鎮痛・消炎剤(86.8億円、同102.9%)、漢方薬(60.3億円、同103.4%)、胃腸薬(45.8億円、同102.4%)、整腸薬(41.5億円、同102.4%)などの結果となった。
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