H.U.グループ中央研究所(H.U.中央研)はこのほど、エーザイと、脳脊髄液(CSF)由来の細胞外小胞(Extracellular Vesicles:EVs)を用いた次世代バイオマーカー探索に関する共同研究契約を締結しました。
EVsは、神経細胞を含む全ての細胞から分泌される脂質二重膜の小胞であり、内包されている疾患関連蛋白質や核酸が病態を反映する解析対象として注目されている。特にCSF由来のEVsは、血液に比べて中枢神経疾患に特化した情報を得やすく、信頼性の高いデータ取得が期待されている。
今回の共同研究で両社は、H.U.中央研が独自に開発したEViSTEP技術を活用し、CSF由来のEVsを対象として、高い回収率と精製度を両立したハイスループットな解析基盤を共同で構築し、エーザイの中枢神経疾患領域における創薬研究の知見や疾患理解を活かし、バイオマーカーの探索と評価を推進していく。
これにより、神経疾患を含む疾患領域での革新的な診断法や予後予測、治療効果のモニタリングの実現を目指していく。
なお、H.U.中央研が開発したEViSTEPは、独自の試薬・抗体と全自動回収機「Autoevis」を用いて、血液や尿などの体液から高効率・高純度なEVsを回収する技術。EVs中に含まれる蛋白質や核酸などの情報伝達物質の解析により細胞の状態を把握することが可能で、これまでに臨床的有用性を示す成果を上げている。
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