PHCは4月16日から、エプレディア「E1000Dxジタルパソロジーソリューション」(E1000Dx)が、日本国内における管理医療機器(クラスII)の製造販売承認を取得し、販売開始する。
同製品は、検査室で既に使っている検査機器やソフトウエアとの互換性を有するデジタルパソロジーソリューション。自動化された高速ホールスライドイメージング(WSI)デジタルスキャナーと医療用モニター、画像管理および画像表示ソフトウエアを備えており、1ランあたり最大1000枚の組織サンプルの高解像度デジタル画像が作成できる。
主な特長としては、アルゴリズムに基づくサンプル検出機能により、サンプルの位置をピンポイントで特定し、より迅速なスキャンが実現している。さらに、デュアルステージを備えることにより、スライドのハンドリングを最適化し、ワークフローの効率化が図られている。
また、病理医が、高画質で画像を確認できるよう、フォーカス品質チェックを自動で行う品質管理機能を備えている。これにより、検査室におけるワークロードを低減し、がん診断の効率化が図れる。
日本では病理医の不足に加え、地域による病理医の偏在が課題となっており、今後増加が見込まれる病理検体に対応するには、病理診断業務を支援するツールの導入が必要とされていることから、同製品はそれら課題に対応できるものと期待される。
PHC代表取締役社長の中村伸朗氏は、「E1000Dxは、2024年に欧州で体外診断用医療機器(IVD)として販売を開始し、25年に米国FDA510(K)認可を取得し展開してきた。今回の承認により、同製品は日本国内においても臨床用途での使用が可能となった。日本のデジタルパソロジー分野においても、診断ワークフローのさらなる改善に寄与し、患者さんのケアに貢献していきたい」とコメントしている。




















