1品から発注できる発注システム
クリニファー(本社:大阪市)は「医薬品の流通を円滑にする」を企業理念に掲げており、2022年12月から医療用医薬品、一般用医薬品、医療資材等の医療現場で必要な商品を購入できる医療機関専用発注システム「光成マーケット」を開設している。25年10月には「TOKYO PRO Market」に上場した。同システムが扱う製品数は現在1万8000点になり、医療用医薬品約7割、医療資材約2割、一般用医薬品約1割をラインナップ。薬剤師等の煩雑な発注業務を簡素化・効率化し、診療・調剤業務に集中できる環境を提供する。全国の薬局・クリニックなど1万2000軒の利用者がおり、昨今の不安定な医薬品供給状況下において調達の選択肢を広げることに貢献している。
同システムの利用方法は、フォーム(https://kosei.com/register/step1/)から会員登録し、薬局・クリニックの許可証等の写しを提供。1~2営業日の確認・審査期間後、問題がなければ正式に購入が可能になる。入会金・月額会費は完全無料。
発注は24時間可能で、在庫数、価格はリアルタイムで常に確認できる。自社倉庫から出荷し、平日午後4時までの在庫品発注分は即日発送可能。WEB・FAX(共に24時間対応)、電話(午前9時~午後5時30分。定休日は土・日・祝日)で受け付ける。
配送は日本全国可能で配送料が1万円未満は1500円、1万円~3万円未満は480円、3万円以上は無料。沖縄は別料金で一部商品は配送できないが、3万円未満は2500円、3万円~5万円未満は1500円、5万円以上は無料。
発注は1品から可能で、ケース単位ではなく最小パッケージから発注できる。発送製品はロット、使用期限、数量、入出庫日、仕入/出荷先・配送便をデータベースで一元管理する。GS1バーコード等の識別と検品記録で誤出荷を防止しており、出荷先を即時特定できるトレーサビリティ体制を構築している。
また、厚生労働省の発表に基づき、医薬品の供給・出荷調整情報をシステム内で毎日更新しており、確認しながら発注可能。
同社が既存卸業者の流通ルートと比較し選ばれる要因は、従来の対面取引や既存商慣習に縛られず「医療機関の規模や実績を問わず、分け隔てなくスピーディーに取引を開始できる公平性と利便性」であるとする。新規開局や小規模な薬局・クリニック等であっても、必要な審査を経れば、即座に登録・発注できる開かれた調達環境が選ばれる理由とする。
利用者の声として「供給不安定な状況で既存ルート以外の調達手段として活用することで、大切なお薬を必要としている患者様をお待たせすることなく、地域の方々の健康と安心した暮らしを守ることができた」等の声が届いているという。
今後は発注業務や調達業務をさらに効率化するデジタルツールの開発を検討しているという。
同社は光成マーケットの目指す方向性について「医薬品調達の不安を解消することは患者に対する“かかりつけ機能”維持に直結する。光成マーケットは安心感と利便性を両立し、安定した医療機関経営を支えるパートナーを目指している」としている。
クリニファー (光成マーケット)
https://kosei.com/?srsltid=AfmBOooiu6y7R3suwyjoODcoW9eNaN5CkMqPfjGptIorg_HJ20NAU1cM


















