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【かかりつけ薬剤師・薬局】ファーマクラウド (メドサーチ/メドシェア)

2026年03月27日 (金)

DXで不動在庫を見える化へ

 ファーマクラウド(本社・東京都、清水剛社長)は、薬局間の医薬品在庫を可視化し、相互融通を支援する医薬品在庫検索システム「メドサーチ」と医薬品在庫共有サービス「メドシェア」を展開している。インターネットに接続できるパソコンやタブレットがあればグループ内の在庫状況を把握でき、不動在庫(デッドストック)の削減に効果を発揮する。

 メドサーチは、自社グループ内や近隣の薬局同士のグループ内で、薬剤の在庫状況を可視化し、相互融通が簡単に行えるサービス。任意の薬局グループ作成も簡単で、開示対象や情報の範囲も限定できる。短時間で効率のよい医薬品融通が可能だ。

 これまで薬局で欠品や急な処方変更が発生した時には、近隣の店舗に電話やFAXによる連絡、在庫管理システムの個別参照が必要であり、多大な手間と時間を要していた。メドサーチは、グループ内の各薬局が保有する在庫状況をリアルタイムに近い形で推測・可視化できる。必要な薬剤を検索すると、瞬時に在庫を持っている可能性の高い近隣薬局を一覧で表示する。直近に調剤実績があり、自薬局から距離の近い薬局を優先して表示し、連絡先などの詳細情報も確認できる。そのため、分譲の手間が大幅に軽減され、薬剤師が対人業務に割く時間を創出している。

 また、在庫共有サービス「メドシェア」は、全国の登録薬局間で医薬品の売買を行うプラットフォーム。グループ内に在庫がない場合に活用できる。通常の医薬品卸を通じた発注では、包装単位(箱単位)での購入が原則だが、特定の患者1人だけに必要な薬剤や使用頻度の低い薬剤の場合は、箱単位の購入では後の不動在庫化のリスクを伴う。メドシェアでは最低購入単位の制約がなく、必要な数だけをピンポイントで購入できるのも薬局にとっては大きなメリットになる。

 さらに、顔の見えない薬局間取引では「信頼性」に懸念がある。この点においては、ファーマクラウドが介在し、購入や販売相手が正規の許可を受けた薬局であることを事前に確認し保証する。こうした仕組みにより、利用者からは「面識のない薬局との取引であっても、卸業者との取引と同様の安心感を持って利用できている」との声が寄せられている。

 福岡県を中心に展開する平成堂薬局グループでは、「メドサーチ」と「メドシェア」を戦略的に活用し、グループ全体でのデッドストック削減につながり、在庫管理の効率化と患者サービスの両立を実現。医薬品の供給不足という社会的問題に対し、テクノロジーを駆使して「処方箋を断らない」体制を構築し、地域住民に貢献している。

 ファーマクラウドでは、在庫を「抱える」のではなく、ネットワークを通じて「分かち合う」。デジタルの力を借りた新しい医薬品流通の形で、これからの薬局経営を支援する。

ファーマクラウド (メドサーチ/メドシェア)
https://www.pharmacloud.co.jp/



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