日本セルヴィエは3月30日、IDH1またはIDH2遺伝子変異陽性の神経膠腫の治療薬「ボラニゴ錠10mg」(一般名:ボラシデニブクエン酸水和物)を新発売した。神経膠腫の治療薬としては約20年ぶりだという。
変異型IDH1およびIDH2の酵素活性を阻害することで、腫瘍細胞における癌代謝物の産生を抑え、腫瘍の増殖を抑制すると考えられ、手術後の治療選択肢を増やす。
成人には40mgを、12歳以上の小児には40kg未満は20mg、40kg以上は40mgを1日1回空腹時投与。薬価は1錠3万1792.80円。
国際第III相試験では、プラセボ対照に本剤40mgを1日1回投与。主要評価項目である無増悪生存期間(PFS)の中央値は、中間解析時点(2022年9月6日データカットオフ)において本剤群27.7カ月で、プラセボ群11.1カ月と比較して統計学的に有意な延長が認められた。



















