早発排卵防止薬「セトロタイド」を新発売 塩野義製薬

2006年10月6日 (金)

 塩野義製薬は、早発排卵防止薬「セトロタイド注射用0・25mg」「同3mg」(一般名:酢酸セトロレリクス)を国内で新発売した。

 同剤は、ドイツのゼンタリスが全世界の開発実施権を有する薬剤で、現在、欧州・米国をはじめとする93カ国で早発排卵防止薬として承認されている。日本では、本年4月20日に製造販売承認を取得。日本化薬がゼンタリスより輸入・製造し、塩野義製薬が販売している。

 「セトロタイド」は、国内初の生殖腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)拮抗薬で、調節卵巣刺激下における早発排卵防止薬として初めて臨床適応が認められた薬剤。これまで、調節卵巣刺激下における早発排卵防止薬としてGnRH作働薬が適応外で使用されてきた。同剤は、脳下垂体を過剰刺激して脱感作を起こすことでゴナドトロピン分泌を抑制するが、分泌抑制までに1週間程度かかる上に、分泌機能回復に時間を要するという課題があった。

 今回発売された「セトロタイド」は、投与後数時間でゴナドトロピン分泌を抑制するため、必要な時期に必要な期間だけ分泌抑制できるのが大きな特徴となっている。

 「セトロタイド」が使用される不妊治療は、保険診療適用外であるため、同剤も保険給付の対象にはならない。従って薬価は定められていないが、同社では発売3年後で年間約17億円の売上高を見込んでいる。




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