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【長期実務実習費】「27万円程度」でほぼ落ち着く‐私立薬科大学協会が実習施設確保状況を調査

2009年6月25日 (木)

 来年度からスタートする長期実務実習の実習施設を、調整機関経由で確保している私立薬科大学は、病院実習で50%、薬局実習で94%に上ることが分かった。問題となった実習費用は、全ての薬局実習、病院実習の78%が「27・5万円」「27万円」で、一定ののラインが引かれた格好だ。日本私立薬科大学協会が行った「長期実務実習に必要な施設の確保等に係る協議状況」調査で分かったもので、実習費用は独自に確保した大学で高い傾向が見られている。

 調査は、私立薬科大学57校のうち、来年度に長期実務実習を予定している50校を対象に、病院実習や薬局実習の参加予定学生数、実習施設確保の状況、実習費用の額などについて調べた。長期実務実習の対象となる学生は、50校で8787人に上る。

 調査結果によると、病院実習の施設確保は、ほぼ順調が45校(90%)に上った。半数の25校が調整機関経由で行っており、大学独自は5校(10%)、調整機関と大学独自の併用が20校(40%)となっている。このうち、調整機関が中心となって確保したのは41校で、実習施設は2437施設、学生は4856人に上る。

 41校のうち、実習費用が確定しているのは11校、230施設、学生数にして560人だった。確定した実習費用は、38万円の学生が35人、30~33万円85人、30万円3人、27・5万円11人、27万円426人で、27・5万円以下が全体の78%を占めた。

 これに対し、施設確保を大学独自(調整機構の併用含む)で行ったのは16校で、253施設、学生は1244人が予定されている。この学生のうち、自大学病院で行う67人を除く実習費は、最も高いのが50万円(70人)、次いで48万円(24人)など、40万円以上が105人で9%を占めた。また、38~30万円は712人(60%)、「27・5万円、27万円」は360人(31%)で、調整機関経由に比べ、高額傾向となっている。16校のうち14校は関東ブロックの大学で、関東ブロックでの額を反映している。

 国公立大学病院で実習を行う予定の大学は37校で、実習費用が決定しているのは15校、26施設、学生は174人。確定費用は48万円24人、38万円73人、27・5万円2人、27万円75人で、27・5万円以下は44%だった。

 薬局実習については、50校中47校(94%)が「ほぼ順調」に実習施設を確保していると回答。47校(94%)が調整機関経由で行い、大学独自は関東の3校(6%)だけだった。

 調整機関による調整は5897施設、学生は7284人(83%)となる。このうち、実習費用の額がほぼ確定しているのは15校で、1671施設、学生は2199人に相当する。額は調整機構が要望した「27万円程度」の範囲に全て収まっており、445人の学生が27・5万円で、残りは27万円だった。




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