ノーベルファーマは8日、低亜鉛血症治療薬「ジンタス錠」(一般名:ヒスチジン亜鉛水和物)の25mg製剤を新発売した。既存の50mg製剤の追加規格で、医療現場からは患者の状態に合わせて用量調節しやすくしてほしいとの要望に応えて用意した。1日1回投与。薬価は1錠145.60円。
要望を踏まえ25mg製剤は、50mg製剤と合わせて2024年3月に承認を取得。50mgは24年8月に発売したが、25mgは万全の安定供給確保のために製造体制を整え、この時期の発売になった。
インタビューフォームによると、同剤の有効成分であるヒスチジン亜鉛水和物は「比較的安定な錯体構造であるため、消化管で解離する亜鉛イオンは無機亜鉛塩よりも少なく、亜鉛イオンによる直接的な副作用(悪心、嘔吐等)が低減すると考えられている」という。
既存の低亜鉛血症治療薬で同社のノベルジン製剤(酢酸亜鉛水和物)は、消化器系副作用に配慮して開始用法は1日2回投与とし、1回の投与量を少なくする開発が行われた。その点「ジンタス錠」は、ノベルジン製剤の1日亜鉛投与量を1日1回で投与できる薬剤として開発された。




















