
学生は近隣の公民館を訪れ、地域住民への薬の説明や対話に取り組んだ(同大学提供)
大阪医科薬科大学薬学部は今年度から、3年生を対象とする選択必修科目「中期体験学習」を開始した。春から夏にかけて3年生の約2割に当たる62人が半日の日程で近隣の公民館などを訪れ、地域住民への薬の説明や対話に取り組んだほか、高齢者施設なども半日訪問した。多くの薬系大学と同様に、これまでは大阪医薬大でも1年次の早期体験学習から5年次の実務実習までの間、学生が学外で学ぶ機会が乏しかった。中期体験学習によって空白を埋め、学生の学習意欲やキャリア意識の向上につなげたい考えだ。
中期体験学習は、教育や評価の方法を学ぶ「薬学教育論」と並ぶ3年次の通年の選択必修科目で、学生はいずれか一方を履修する。今年度は100人を超える希望者の中から定員を踏まえて62人が履修し、事前学習を経て、地域住民への薬の説明や高齢者施設への訪問などに取り組んだ。体験内容は発表会を通じて、薬学教育論の履修者とも共有する仕組みだ。
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