ドラッグストア大手のサンドラッグは17日、新潟県を地盤とする星光堂薬局(本社新潟市、社長近藤雄治氏)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。星光堂は03年に、サンドラッグとフランチャイズチェーン(FC)契約を締結し、新潟県及び福島県でサンドラッグのFC店を展開していた。
星光堂薬局は、新潟県で「ドラッグトップス」「くすりのセイコードー」の店名で50店舗弱を出店するほか、福島県内では「サンドラッグ」の店名で、エリアFCを展開している。09年2月期の売上高は144億9900万円、営業利益は2億0400万円、経常利益は2億3000万円。
サンドラッグでは、グループの事業規模拡大及び企業価値増大に向け、直営店による新規出店に加え、FC店やM&Aによる全国展開を推進している。星光堂を傘下に収めることで、新潟エリアでの地盤を強固にし、店舗網の拡大につなげる考え。