佐藤製薬は今月中旬から、腸内環境を改善する整腸効果と排便効果を発揮する便秘薬「サトラックスビオファイブ」を発売する。販売価格は税込みで、20包が1365円、40包が2625円。同社は、初年度に出荷ベースで3億円の売り上げを見込んでいる。
同剤には、食物繊維であるプランタゴ・オバタ種子、大腸の環境を整える乳酸菌のラクトミン、乳酸菌の育成を助け腸内の悪玉菌の増殖を抑える納豆菌、センナ実を配合することで、自然に近い便を形成して便通を改善する。ココア味で小粒の顆粒のため服薬しやすいのも特徴。
既に、プランタゴ・オバタ種子配合の「サトラックス」「サトラックス・分包」、水なしで服用できる「サトラックス・チョコタブレット」を販売しており、今回のビオファイブの発売によって、主力品であるサトラックスの便秘薬・整腸薬市場でのシェア拡大を目指す。
同社では、店頭でのディスプレーやポスターを使用した宣伝を行うほか、服薬のしやすさを消費者に確認してもらうため,サンプルの配布を行う。