メディシステムソリューション(本社東京都千代田区、代表取締役豊永寿晴氏)と日本経営(本社大阪府豊中市、社長小池由久氏)は、医療安全対策をトータルサポートする現場発想のインシデントレポートシステム「ファントルくん」の発売を開始した。
従来のインシデントレポートシステムは、報告書のデータベース化と分析機能のみだったが、医療現場からの報告・連絡・相談と医療安全対策委員会の運営、改善フォローアップの管理、現場へのフィードバックに対応するため、メール機能とデータベース機能のシームレス連携、報告ルートの柔軟性と工程管理機能を持たせたのが特徴だ。開発には千葉県亀田総合病院など複数が協力しており、現場のニーズも反映させたとしている。
また、同システムは既に、50施設程度の医療機関で導入実績のある病院グループウェアCoMedixの業務機能として提供するので、同グループウェア導入施設では、情報共有も可能という。価格はユーザー数によって異なるが,10ユーザーまでの利用だと7万5000円。詳細は同社コメディクス営業担当(TEL03・3518・6512)へ。