長妻昭厚生労働相は、「私の最大の任務はマニフェストを実行していくこと」との抱負を述べると共に、鳩山総理から医療・年金問題をはじめ、新型インフルエンザ対策、子ども手当、計8点について指示があったことを明らかにし、「全力で取り組んでまいりたい」との決意を示した。
さらに、「社会保障を担う所管の大臣として、身の引き締まる思い。選挙期間中、社会保障の現場から、悲鳴にも似たお願い、問題点の指摘をいただいた。それを胸に、脳裏に刻み、職責を全うしていきたい」と、就任の意気込みを語った。
民主党のマニフェストに明記されている、「後期高齢者医療制度の廃止」に取り組む意向を表明。具体的な方法や時期については、「現状把握を行った上で、詳細に制度設計したい」と述べるにとどめた。