◆秋の七草と言えば萩、尾花、桔梗、撫子、女郎花、葛、藤袴が代表的だ。ルーツは山上憶良が万葉集で詠んだ「萩の花 尾花葛花 なでしこの花 をみなへし また藤袴 朝顔の花」である。古来、野の花が咲き乱れる秋の野原を「花野」といい、花野に咲く代表的な花が秋の七草だ
◆ロート製薬がこのほど、東京圏・大阪圏の20050代の女性415人を対象に行った秋の七草に関する調査結果によると、「七草を全て知っている」と答えた人は18%に過ぎない。反対に七草を一つも挙げられなかった人が30%にも上った
◆特に20代、30代の女性にその傾向が強い。同社では、「この年代の人は、大都市の街中から空き地が消え、かつて身近であった七草が見られなくなったから」と分析している
◆一方、20代女性が選んだ“現代版秋の七草”は、アロエ、イチョウ、なでしこ、コスモス、モミジ、キンモクセイ、ドクダミの順。コスモスは「花がかわいい」という理由で名を連ねているという。殺伐な事件が多い毎日だけに、花を「楽しむ」「愛でる」心を思い返したい。
秋の七草と言えば
2006年11月22日 (水)
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