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通説と異説

2009年10月02日 (金)

◆鳩山由紀夫首相が就任早々、地球温暖化対策として2020年までに二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出量を「90年比25%削減する」という中期目標を掲げるなど、環境問題に対する世界的な意識は高い
◆しかし、その一方で、地球の温暖化は数億年の歴史の中では結構あったことで、実はCO2など関係ないのではといった説がある。CO2の排出量との関連性が指摘されているオゾンホールは、季節変動も影響するため一概に広がっているとは言えないといったように、誰もが当たり前と思っていることには反対の説があるものだ
◆8月の中央社会保険医療協議会・診療報酬基本問題小委員会では、ある診療側委員が「病院の勤務医師が本当に逃げ出すほど忙しくなっているのかどうか」と、もはや定説となっている“病院勤務医の疲弊”に疑問を呈す場面があった
◆しかし、その日の中医協で示された、勤務医1人が1日に診る外来診察患者数が平均28人、担当入院患者数10・9人、1カ月当たりの当直回数2・78回などのデータを見ると、その中医協委員の発言に首をかしげたくなってしまう。



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