◆主に小児科の処方せんを中心に応需する薬局の薬剤師が、「小児科の薬局は面白くないとか、専門的な知識を深められないなどと言われるが、そうではない。視点を変えなければいけない」と話していた
◆確かに、小児科中心の薬局は、大病院の門前で様々な診療科の処方せんを応需する薬局が、日常的に行っている相互作用チェックの機会は少ない。また新薬も少ないため、「薬剤師として仕事をしているのかと疑問を抱いても不思議ではない」
◆小児科領域では、薬そのものに焦点を当てるだけでは、薬剤師としての方向性を見失ってしまいがちになるという。「保護者や子どもを見て、様々な説明をすることが大事。そこに注目し皆がモチベーションを持ってくれたらいいと思う」とする
◆その薬剤師のもとには、毎日のように「熱があるが、熱冷ましをのませていいか」などの問い合わせが保護者からある。「アドバイス内容はいつも同じだが、保護者に適切に対応することで、薬剤師は信頼できる、生活や病気のことを何でも相談できると思ってもらえればありがたい」と話す。これも薬剤師のあり方の一つだ。
小児科の薬局は面白くない!?
2009年09月30日 (水)
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