TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【09年度上半期のマスク生産量】前年同期比3.7倍増の17億枚に

2009年11月13日 (金)

 日本衛生材料工業連合会(日衛連)は、今年度前半のマスク生産数量(国内生産・輸入数量)をまとめた。それによると、家庭用・医療用・産業用を合わせた上半期の総合計は17億0717万枚で、昨年同期に比べ3・7倍と大きく伸長したことが分かった。昨年度(08年4月~09年3月)は、総生産枚数が17億7445万枚だったことから、今年は既に上半期で昨年度とほぼ同数の供給がなされた格好だ。

 新型インフルエンザの感染拡大を背景に、春先以降は民間企業や官公庁の備蓄用に加え、家庭での購入が急増したことで、4~6月は7億4489万枚、前年同期比307%増、7~9月は9億6228万枚の248%増と、いずれも大幅な増加となっている。

 マスク生産数量調査は、日衛連傘下の全国マスク工業会が会員メーカーに四半期ごとに行っているもの。回答社数は、09年3月末が39社、6月末が44社、9月末が52社となっている。

 マスクの種類別に、上期(4~9月)の生産数を見ると、「家庭用」は12億0812万枚で、前年上期の2億5548万枚に比べ、373%増と大きく伸長した。内訳は、ガーゼタイプが2777万枚(前年9357万枚)で、197%増、不織布タイプが11億8035万枚(前年2億4612万枚)で、379%増だった。

 このほか、「医療用」は3億5094万枚で、180%増、「産業用」は1億4809万枚で、86%増となった。

 マスク在庫(国内)数量についても調べており、こちらは「家庭用」が6月末時点で1億0333万枚(65%増)、9月末で1億3603万枚(11%増)、「医療用」は6月末で942万枚(78%減)、9月末で1874万枚(65%減)、「産業用」は6月末で302万枚(58%減)、9月末で480万枚(51%減)となっている。



‐AD‐

同じカテゴリーの新着記事

薬剤師 求人・薬剤師 転職・薬剤師 募集はグッピー
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術