◆先月下旬、治験・臨床試験に関する催しが相次いで行われた。11月21日には日本SMO協会が「JASMO第1回CRCフォーラム」を、28日にはエスエムオーネットワーク協同組合が「SMONAセミナー専門領域研修」を開催した
◆JASMOのフォーラムでは、治験現場でピラミッドの底辺にいるとされるSMO・CRC(治験コーディネーター/最近では臨床研究コーディネーターとも呼ばれているようだが)の地位向上を目指し、企業体であるSMOに所属するCRCの独特な役割、期待される機能、将来の姿などをディスカッションした
◆一方のSMONAセミナーでは、CRCがリウマチ・膠原病領域について専門的な内容の講義に聞き入っていた。さらに、28、29の両日には、日本社会薬学会第28年会が「地域の健康を守る社会薬学」をテーマに開催され、その中のシンポで、地域治験ネットワークの現況が報告された
◆現場では活発な動きを見せているが、本当に日本で治験・臨床試験が根づいて実施されていくためには、国や業界を挙げた取り組みが求められている。
治験・臨床試験が根づくには
2009年12月21日 (月)
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