米国研究製薬工業協会(PhRMA)は、1日付で在日執行委員会の新委員長に梅田一郎氏(ファイザー社長)が就任したと発表した。前委員長の関口康氏(ヤンセンファーマ会長)の任期満了に伴う人事。また、副委員長は、新たにアルフォンゾ・ズルエッタ氏(日本イーライリリー社長)が就任し、鳥居正男氏(シェリング・プラウ会長)は留任となった。
新委員長に就任した梅田氏は、1980年に台糖ファイザー(現ファイザー)に入社。取締役として経営企画、人事・総務、医薬営業を担当した後、常務執行役員プライマリー・ケア事業部門長を経て、昨年12月に代表取締役社長に就任している。
委員長就任に当たって梅田氏は、「引き続き加盟各社と協力し、世界で標準的に使用されている画期的新薬を、いち早く日本の患者さんへお届けするための活動に取り組むと共に、日本社会の活力となり、力強い経済成長に貢献するイノベーションの創造促進に向け、活動を推進していく」と抱負を語っている。