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【厚労省】感染性胃腸炎が流行‐手洗い励行など注意喚起

2006年12月14日 (木)

 厚生労働省は今冬、ノロウイルスによる感染性胃腸炎が流行していることから、「ノロウイルスに関するQ&A」を一部改定するなど、関係者や一般の人たちに注意を喚起している。Q&Aには、ウイルスの排出される糞便や吐物の扱い、食品の加熱や調理器具の洗浄・殺菌など、具体的な予防策が盛り込まれた。

 厚労省と国立感染症研究所の感染症週報(第47週)では、感染性胃腸炎の定点当たり報告数が19.8と、1981年に発生動向調査開始して以来、最高値を示した。都道府県別では、富山が40台、群馬、三重、福井、宮崎が30台、山口、大分、埼玉、愛知、鳥取が20台後半と多い。全国平均を上回っているのは西日本が多いが、中部や関東でも増加している地域が目立っている。

 厚労省では予防対策の徹底を呼びかけており、大量にウイルスが排出される患者の糞便・吐物の適切な処理や、手洗いの励行を求めている。また、抵抗力の弱い子供や高齢者の対応として、加熱が必要な食品は、中心部までしっかり加熱して食べることや、調理器具の使用後の洗浄・殺菌を勧めている。



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