ロート製薬は、爽快系目薬の「ロートジー」シリーズ全3品を一新し、8日から新発売した。
1987年発売の「ロートジー」は、確かな効き目、目が覚めるような清涼感、新開発のスクエア容器と、従来になかった斬新な目薬として若者の心を捉え、若者の目薬市場を創造してきた。しかし、若者が「瞳をリフレッシュ」する習慣は、今では減少傾向にあるといわれている。
そこで、若い世代に再び、気持ちのいい清涼感目薬を訴えようと、「ロートジー」のブランドロゴを一新し、シリーズをリニューアルした。
10~20代の若い男性向け「ロートジーb」には硫酸亜鉛水和物を新配合し、アウトドア、スポーツ時の紫外線による目の炎症を改善。また、30~40代のビジネスマン向けの「ロートジープロb」にはネオスチグミンメチル硫酸塩を増量(一般用眼科用薬製造承認基準の最大濃度配合)。目の疲れの原因であるピント調節筋の疲れをほぐす。
両品とも、新たな添加物として「ハッカ油」を配合。ひんやり冷たいさし心地の後、一気に目に強い清涼感が広がり長く持続する。ロート独自のノウハウを駆使した「超清涼感」が特徴だ。
また、「ロートジーコンタクト」を含めて、発売以来のパッケージをリニューアル。ブランドロゴを「Zi」から「Z!」に変更。「i」がひっくり返った形の「!」で、点眼した時のびっくりするほどの気持ちよいさし心地、驚きを表現し た。目薬の使い勝手にもこだわり、様々な角度で点眼できる、フリーアングルノズル(特許取得済み)を採用している。
容量は3品とも12mL入りで、税込み価格は「ロートジーb」578円、「ロートジープロb」819円、「ロートジーコンタクトa」683円。
「アクネス」ブランドの洗顔、化粧水を強化
また、ニキビ対策用品「アクネス」ブランドから洗顔料「アクネス薬用毛穴すっきり粒つぶ洗顔」と、化粧水「同薬用モイスチャー化粧水」「同薬用ケータイアクネスミスト」を発売した。
「薬用モイスチャー化粧水」は、ニキビ予防をしながら、洗顔後の肌をしっ
とり整える。「薬用ケータイミスト」は,朝と夜のケアだけでなく、いつでも使える携帯用ミスト。いずれも10代が化粧水に求める保湿機能をプラス。また、洗顔料の「薬用毛穴すっきり粒つぶ洗顔」は、大小の粒つぶスクラブ配合で、古い角質、毛穴の奥のよごれまでしっかり落とし,にきびを予防する。
今回、洗顔料と化粧水を強化するほか、肌質や好みに合わせて選べる商品ラインナップへと充実させ、新製品と共に全12アイテムを一新。ニキビ対策でスキンケアを始める10代のファーストスキンケアブランドを目指す。
メーカー希望小売価格は「薬用毛穴すっきり粒つぶ洗顔」が130g入り683円、「薬用モイスチャー化粧水」が120mL入り819円、「薬用ケータイアクネミスト」が45mL入り683円。