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【イオン】CFSを子会社化‐H&BC事業拡充へ提携強化

2010年3月11日 (木)

 総合小売業のイオンと、神奈川・静岡を中心に「ハックドラッグ」などドラッグストアを展開するCFSコーポレーション(以下CFS)は9日、両社の提携関係を強化することで基本合意した。CFSの主力であるドラッグ事業の成長戦略を加速させ、イオンのヘルス&ビューティ事業分野の強化・拡充を図るため、両社が相互協力することが必要と判断し、イオンはCFSに対する出資比率を現在の約33%から、51%をメドとする過半数まで引き上げ、子会社化する。出資比率引き上げの時期、TOB(株式公開買い付け)や第三者割当増資の引き受けなど、具体的な方法については今月末までに決定する。

 CFSは、ドラッグストア事業では「ハックドラッグ」、フード事業ではスーパーマーケットの「キミサワ」を展開する。2010年2月期中間期のドラッグストア事業の売上高は512億3300万円、フード事業は206億8300万円。これらを合わせ、09年11月時点の総店舗数は280店舗。08年にイオンと業務・資本提携を行い、「トータルヘルスケアのリーディングカンパニー」の実現を目指す中期3カ年経営計画を推進してきた。

 イオンでは、GMS(総合スーパー)事業、スーパーマーケット事業のほか、ドラッグ事業も展開する。イオンも含めたドラッグ事業の構成企業は、ツルハホールディングス、CFSコーポレーション、グローウェルホールディングス、メディカル一光、クラフト、ウェルパーク、クスリのアオキ、シミズ薬品、タキヤで、これら全国の有力企業によって構成する「ハピコム」 グループは、国内最大のドラッグ・調剤連合体となっている。

 CFSは、ドラッグストア事業部門について、さらに確固たる事業基盤を整備し、競合激化の環境の中で成長戦略を加速する必要がある。一方のイオンも、全国で展開するGMSで、CFSが持つ化粧品販売等のノウハウを必要とし、さらにスーパー等を含めたグループ全体のヘルス&ビューティ(H&BC)事業の体制強化を図っていることから、相互の協力関係強化が最善と判断した。

 今回の基本合意では、両社のさらなる成長実現に向けて、イオンはCFSのドラッグストア事業部門を、H&BC事業分野における中核会社と位置づける。CFSの強みを、GMSのH&BC売り場の活性化につなげるほか、CFSの店舗網を活用し、イオンの首都圏戦略におけるドラッグ事業の展開強化を図っていく。

 CFSは、イオンが積極的に経営資源を提供することで、創業以来目指してきた高度な専門性を備えたドラッグストアの創造を、より一層強化し、在宅を含む調剤事業の強化、地域医療への貢献、医療周辺ビジネスへの本格参入を推進していく。また、さらなるドミナント深耕のほか、首都圏以外へのエリア拡大なども視野に入れる。




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