オムロンヘルスケアは、デジタル機器用の近距離無線通信規格
「Bluetooth」を搭載した「オムロン自動血圧計HEM‐7081‐IT」「オムロン体重体組成計HBF‐206IT」「オムロン歩数計用通信アダプタHHX‐IT1」を、健康管理サービス事業者向けに今日12日から発売する。「Bluetooth」はコンティニュア規格に準拠しているが、3機種にはSPP(Serial Port Profile)も搭載しているため、同社開発のソフトウェア開発キットを利用することで、コンティニュア規格以外のアプリケーション開発も可能となっている。コンティニュア規格は、ヘルスケア、医療およびIT業界の各社で構成され、様々な医療機器や健康管理サービスの連携を通じて健康管理を支援するNPO法人「コンティニュア・ヘルス・アライランス」によって策定されたもの。
3機種は、[1]高速通信と省電力を実現するBluetooth Ver2.1+EDRを搭載[2]最大通信距離10mのBluetooth Class2に対応[3]Bluetooth Ver2.1対応機器と簡単にペアリングが可能[4]自動転送/手動転送の切り替えが簡単[5]コンティニュア準拠HDP(Health Device Profile)とSPPの両方に対応[6]ソフトウェア開発キットを用意――などの特徴を備えている。
「オムロン自動血圧計HEM‐7081‐IT」は、2人分のデータを別々に84回分記憶・管理できる。また、使いやすいワンプッシュスイッチや、大きな文字で見やすい大型液晶表示となっている。税込み希望小売価格は2万5000円。
「オムロン体重体組成計HBF‐206IT」は、乗るだけで簡単に測れる両足測定タイプ。4人分の個人データを登録することができる。税込み希望小売価格は3万円。
「オムロン歩数計用通信アダプタHHX‐IT1」の税込み希望小売価格は1万円。