【エアゾール剤とクリームの2種類】
武田薬品は24日から、「スコルバ24シリーズ」として、みずむし・たむし用薬「スコルバ24」(エアゾール剤)と「スコルバ24クリーム」を新発売した。
「スコルバ24シリーズ」は、イミダゾール系抗真菌剤「硝酸オキシコナゾール」を主成分とし、これに鎮痒成分「クロタミトン」、局所麻酔成分「リドカイン」、清涼化成分「l‐メントール」から殺菌成分「塩化ベンザルコニウム」を配合。みずむし・たむしの原因菌に効果を発揮すると共に、みずむし・たむしに伴って発現する痒み等の症状を一時的に抑える。
また、皮膚によく浸透し、みずむし菌(白癬菌)が生息する角質層に長く貯留するよう製剤化しており、1回の塗布で24時間後も殺菌効果が持続する。
マスコミ広告は、「24時間効果が持続し水虫を治療する、黄色いイナズマのスコルバ24シリーズが新登場」をコンセプトに、3月からテレビCM等で積極的に展開する。
武田薬品では、抗真菌成分の塩酸ブテナフィンを配合した「スコルバダッシュシリーズ」(エアゾール剤・液剤・クリーム)を既に発売しているが、これに「スコルバ24シリーズ」を加えることで、ラインナップの充実を図る。
メーカー希望小売価格は、スコルバ24(50mL)1900円、同クリーム(15g)1900円。