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生活習慣病へのジェネリック医薬品処方‐過半数を超える医師が対応

2006年12月15日 (金)

 高血圧症や高脂血症、糖尿病といった生活習慣病の患者に、過半数を超える医師がジェネリック(GE)薬を処方していることが、調査会社プラメドが医師に対して調査した「ジェネリック医薬品に関する処方実態調査」で分かった。高血圧症と高脂血症は3分ノ2の医師が処方していた。また、患者からGE薬の質問された医師は4分ノ3に上っており、医師、患者ともGE薬への意識が高まりつつあるのが現状のようだ。

 この調査は、▽高血圧症▽高脂血症▽糖尿病▽偏頭痛▽喘息▽アレルギー性鼻炎(花粉症)▽アレルギー性皮膚炎▽うつ病・うつ症状””など、慢性疾患8領域の患者を診察する内科医、皮膚科医、耳鼻咽喉科医を対象に11月上旬にインターネットを通じて行ったもの。有効回答数は646人。

 GE薬を処方する医師の割合が最も高かったのは「高血圧症」で、各患者を診療する医師ベースで66.6%。回答者の約3分ノ2がGE薬を処方していた。次に高かったのは高脂血症の63.6%で、糖尿病が52.7%、アレルギー性皮膚炎49.0%、アレルギー性鼻炎(花粉症)48.9%、喘息46.2%、うつ病・うつ症状35.0%、偏頭痛30.6%と続く。

 高血圧などの生活習慣病に限ってみると、GE薬処方の割合が過半数を超えていたほか、アレルギー性鼻炎(花粉症)やアレルギー性皮膚炎、喘息などもGE薬の処方比率が高いことが分かった。

 GE薬の処方理由では、いずれの領域でも「患者の薬剤費負担を軽くするため」が最も多く、そのほか▽患者からGE薬を指定される▽先発品と比べ、品質に大きな差がない▽自施設の処方せんは「後発品への変更可」が標準だから””などと続く。

 その中でも、高血圧症、高脂血症、糖尿病の生活習慣病に限ってみると、「患者の薬剤費負担を軽くするため」を理由に挙げた医師は、それぞれ48.3%、47.7%、45.7%と全体の半数近くを占めていた。

 また、GE薬の処方割合が高い施設では「自施設の処方せんは『後発品への変更可』が標準だから」、逆に処方割合が低い施設では「患者からGE薬を指定されるから」が多くなる傾向がみられた。

 一方、GE薬を処方しない理由については、▽品質に不安がある▽院内薬局で取り扱っていない▽処方薬剤にGE薬がまだない▽有害事象発生時にフォローアップが不安””などが主な理由に挙がっているほか、偏頭痛とうつ病・うつ症状を診察する医師では、「処方薬剤にGE薬がまだない」ということを理由に挙げていた。

 患者の反応に対する質問では、回答した医師の75.7%が「患者からGE薬に対する質問を受けた」ことがあると回答。その質問の殆どは、「今使用している薬がGE薬に変えられるかどうか」というものだった。また、「GE薬を要望する患者が前年よりも増えている」と回答した医師は、全体の5割以上も占めており、徐々に患者にもGE薬が浸透しつつある現状がみてとれる結果だった。




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