大日本住友製薬は、統合失調症治療剤「ロナセン」(一般名:ブロナンセリン)の新規格「ロナセン錠8mg」を新発売した。
ロナセンは、ドパミン‐2受容体とセロトニン‐2受容体に対し、強い遮断作用と高い選択性があり、セロトニン‐2受容体よりドーパミン‐2受容体に対する遮断作用が強い特徴がある。
成人におけるロナセンの通常維持量は1日8~16mg、1日最大用量は24mgで、既存の2mg錠・4mg錠では、1日の服用錠数が多くなるケースがあった。今回、8mg錠を追加発売することで、服用錠数を減らし、コンプライアンス向上が図られた。
薬価は、8mg1錠269・60円。