◆今年、サッカー界で白熱している論争がある。「史上最高のサッカー選手は誰か?」というもの。そのわけは、W杯イヤーの今年、信じがたいプレーを連発して得点を重ね、圧倒的な存在感を示す選手がいるからだ
◆その選手とはスペインのFCバルセロナに所属する、アルゼンチン代表のリオネル・メッシ。これまで史上最高選手という論争の中心にいたのは、ブラジルのペレやアルゼンチンのマラドーナだが、こうした過去の偉大な存在にメッシは「並びかけた」「追い越した」などと盛り上がっている
◆しかし当のメッシは至って冷静で謙虚だ。母国代表チームの監督でもあるマラドーナについて、「100万年経っても足元にも及ばない存在」と発言。これは本音だろうが、22歳であるメッシの可能性がまだまだ広がっているのも事実だ
◆背が伸びないという難病を克服したメッシは、同じように病気に苦しむ子供たちに夢と希望を与え続けている。世界最高選手論争はそれはそれで興味は尽きないが、子どもたちに夢と希望を持たせるためにはどうしたらいいのか。市井の一般社会人も考えるチャンスかもしれない。
「史上最高のサッカー選手は誰か?」
2010年05月21日 (金)
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