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【薬学志願者が減少】競争率も低下‐私立薬大協が10年度入学志願者調査

2010年8月11日 (水)

 薬学志願者は、今年度も減少したことが、日本私立薬科大学協会の調べで分かった。調査は、私立の薬系大学(学部)57校を対象に行われたもので、総志願者数は6・2%減少の7万3943人と、昨年度に比べ4906人少なく、「薬学離れ」に歯止めがかからなかった。

競争率トップは近畿大学

 大学受験者の減少や、理系・薬学離れなどから、入学定員枠を縮小する薬系大学が見られているが、調査によると、57校の総定員数は昨年度より155人減少し、1万1689人となった。これに対し、総志願者数は7万3943人で、平均競争率(倍率)は6・3倍となった。昨年度は6・7倍で、2008年度は7・1倍、07年度は7・5倍と、定員枠を縮小しているにもかかわらず、倍率も低下傾向をたどっている。

 志願者を6年制と4年制に分けると、6年制は一括入試の大阪薬科大学を含め6万9587人(昨年度7万4875人)、4年制は4356人(3974人)だった。6年制では7万人を割り込み漸減傾向にある一方、4年制についてはこの3年間、ほぼ同水準で推移していた。

 平均競争率は大学間で大きな差が見られ、23校が平均を上回った。このうち、今年度最も倍率が高かったのは、近畿大学の19・1倍(昨年度16・9倍)、次いで武蔵野大学の18・7倍(18・9倍)、東京理科大学17・6倍(21・1倍)、慶應義塾大学17・1倍(17・6倍)、立命館大学15・1倍(17・8倍)と続いている。

 このほか、倍率が10倍を超えたのは、星薬科大学、神戸学院大学、明治薬科大学、摂南大学、福岡大学の5校。昨年度は10倍以上が12校あったが、今年度は10校となった。

厳しい状況続く地方大学

 一方、倍率が3倍に達しなかったのは18校(昨年度19校)。このうち、2倍に達しなかったのが11校(10校)あり、1倍に満たない大学も1校あった。地域的には北海道から北関東圏、中四国、九州の一部での低倍率傾向が続いている。

 倍率が最も低かったのは北陸大学で0・8倍(昨年度1・1倍)、次いで奥羽大学1・0倍(1・4倍)、青森大学1・2倍(1・2倍)、いわき明星大学1・2倍(1・4倍)、福山大学1・3倍(1・4倍)、城西国際大学1・4倍(1・6倍)、徳島文理大学1・6倍(1・8倍)、徳島文理大学香川薬学部1・6倍(2・0倍)、岩手医科大学1・7倍(1・8倍)、日本薬科大学1・7倍(3・5倍)、安田女子大学1・7倍(2・1倍)と、厳しい状況が続いている。




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