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【エーザイ】エリブリンが米国承認‐エーザイ初の自社創製抗癌剤

2010年11月17日 (水)

 エーザイは、大型化を目指す次期戦略品の抗癌剤「ハラヴェン」(一般名:エリブリンメシル酸塩)の米国承認を取得した。自社創製した抗癌剤の第一号製品で、26日から米子会社を通じて販売を開始する。今後は、転移性乳癌の二次治療や、非小細胞肺癌や肉腫などグローバルで適応拡大を進め、最大化を目指していく方針。

 ハラヴェンは、エーザイが創製・開発した非タキサン系微小管ダイナミクス阻害剤で、海洋生物「クロイソカイメン」から単離された天然物「ハリコンドリンB」の合成類縁化合物。細胞分裂装置の主体となる微小管の短縮には影響を与えずに、微小管の伸長を阻害することで、抗腫瘍効果を発揮する。

 既にエーザイは、3月に日米欧で同時申請していたが、今回前治療歴のある転移性乳癌の適応で、米国承認を取得した。国際共同第III相試験「EMBRACE」では、エリブリン群は治験医師選択療法群に比べ、癌化学療法の前治療歴がある局所再発性・転移性乳癌患者の全生存期間を、2・5カ月延長させる結果が得られている。

 エーザイの内藤晴夫社長は、16日に都内で開いた記者会見で、ハラヴェンについて、「発売初年度から収益に貢献できる」と強調。さらに今後、前治療歴の少ない転移性乳癌や、それ以外の新たな癌腫の適応追加を目指す考えを示し、「グローバル売上高10億ドルを達成するための要件を満たせる」と述べ、ハラヴェンの最大化に自信を示した。

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