日本薬学会の2011年度役員候補として、これまで副会頭(次々期会頭)だった西島正弘氏(国立医薬品食品衛生研究所所長)が、次期会頭候補(任期2年)として、理事会で了承されたことが明らかになった。正式には来年3月28日、静岡市で開かれる薬学会総会で、新年度の会頭として承認される予定だ。
このほか次期役員候補としては、次期副会頭(定員2人・任期2年)として、赤池昭紀(京都大学大学院薬学研究科教授)、冨岡清(同志社大学薬学部教授)に加え、年会組織委員長担当として松田彰氏(北海道大学大学院薬学研究院教授・第132年会組織委員長:1年任期)の3氏が了承された。なお、赤池氏については現在、薬学会が新たな公益社団法人としての認可を申請中であり、その認可後に有効になる。