◆大阪府薬剤師会が若手薬剤師の育成を主目的に開催した「未来を担う薬剤師フォーラム」で、カリスマ車内販売員と呼ばれる齋藤泉氏(日本レストランエンタープライス)の講演があった
◆齋藤さんが車内販売を行っている山形新幹線つばさ号は7両編成のミニ新幹線で、満席時でも旅客数は400人程度。こうした環境でも、1日平均30万円の売り上げを続けている齋藤さんは、日本一の車内販売員として、活躍ぶりがテレビで取り上げられたこともある
◆「目配り・気配り・こころ配り」のテーマで、自らの経験を基に接遇のポイントを紹介したが、最も心に残ったのは「同じ日は二度と来ない。そう考えないとサービスがなおざりになる」という言葉だ。乗客が車内販売員にどのようなサービスを期待しているかを瞬時に判断する能力を養うことは、薬剤師の接遇研修とも相通ずるものがあるという
◆「人生の3分の1以上は仕事に費やす時間なので、たとえ嫌いな仕事でも楽しむようにしなければもったいない」と締め括った齋藤さん。若手薬剤師にぜひレベルアップを目指してほしいとする演者の願いが、参加者にも十分伝わった思いがした。
カリスマ車内販売員の接遇
2007年02月02日 (金)
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