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【第96回薬剤師国試】4年制最後で合格率44.44%と低調

2011年3月31日 (木)

 厚生労働省は30日、4年制最後となる「第96回薬剤師国家試験」の合格者を発表した。3274人(前回6720人)が受験し、合格者数は1455人(3787人)、合格率は44・44%(56・35%)で、昨年に比べ約12ポイント下がった。今回の国試は、薬学教育6年制への移行で、卒業生が激減する「空白の2年間」の最後の年に当たり、国試不合格者や留年生、大学院生などが対象となったため、受験者数、合格者数ともに大きく減り、合格率も下がった。

 試験は3月5、6の両日、東京、大阪、愛知など全国8カ所で実施された。出願者は3606人だったが、332人が受験しなかった。

 合格者数を男女別に見ると、男性は1954人が受験、817人が合格、合格率は41・81%。女性は1320人が受験、638人が合格、合格率は48・33%だった。前回と比べると、男女とも合格率は下がった。

 受験者を「新卒」「その他」に区分すると、新卒受験者155人のうち、合格者は52人で、合格率は33・55%(39・68%)。既卒者などその他は、3119人が受験、1403人が合格、合格率は44・98%(60・42%)だった。

 大学の設置主体別では、私立は2784人が受験、1275人が合格、合格率は45・80%(58・16%)だった。国立は371人に対し143人で38・54%(41・20%)、公立は86人に対し30人で34・88%(45・71%)と、受験者数、合格率とも下がった。

 学校別では、合格率が60%を超えた大学は14校だった。私立新設校での合格率が高く、奥羽大学70・18%、摂南大学69・44%、青森大学67・74%、武蔵野大学66・67%、金城学院大学66・67%などとなっている。国立大学では、広島大学(52・94%)、北海道大学(48・15%)、長崎大学(47・62%)、東北大学(47・37%)などの合格率が高かった。

 合格率が低かったのは、静岡県立大学(23・53%)、金沢大学(25・00%)、日本大学(25・93%)など。

 なお、東日本大震災の被災県(岩手、宮城、福島、青森、茨城、栃木、千葉)に居住していて、合否結果の確認が困難な場合には、厚労省医薬食品局総務課試験免許係(代表03-5253-1111内線2715)でも合否結果を照会することができる。

来年からの新国試で試験委員会を前倒し

 来年3月からは、6年制課程を修了した学生が受験する新国試がスタートする。新国試では、問題数も現行の240問から345問に増えることなどを考慮し、厚労省は、例年7~8月ごろに開いていた薬剤師試験委員会を、前倒しして4月中に開き、準備に取りかかる考えを示した。

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