厚生労働省は22日、局長・課長級人事を発令した。医薬食品局では、局長に木倉敬之前社会・援護局障害保健福祉部長を、審査管理課長に赤川治郎前医薬品医療機器総合機構(PMDA)審議役を充てた。間杉純前局長は辞職し、成田昌稔前審査管理課長はPMDA理事(技監)に就いた。
保険局では、総務課長に吉田学元内閣官房社会保障改革担当室参事官を充て、武田俊彦前課長は政策統括官付社会保障担当参事官に異動した。
医政局では、研究開発振興課治験推進室長に山田雅信前PMDA新薬審査第一部長を充て、佐藤岳幸前室長はPMDA審議役に就いた。
このほか、川原章前PMDA理事(技監)は国立医薬品食品衛生研究所(NIHS)主任研究官、中垣俊郎前PMDA組織運営マネジメント役はNIHS企画調整主幹、新見裕一前NIHS企画調整主幹はNIHS企画部長に就任した。
▽赤川治郎審査管理課長=1984年に東京大学大学院薬学研究科修士課程を修了して旧厚生省に入省。大臣官房厚生科学課研究企画官、保険局医療課薬剤管理官などを歴任した。東京都出身の53歳。