ツルハドラッグで販売する授産製品
ツルハホールディングスは、働く障害者を応援するための「北海道障がい者就労支援プログラム・アクション2011」に参加し、その一環として、障害のある人々が福祉施設や事業所等で作った製品(授産製品)を販売する取り組みを開始した。子会社ツルハが運営する「ツルハドラッグ」の札幌市内および近郊の83店舗で授産製品を販売し、売上高の一部を札幌市共同募金会に寄付する。
北海道障がい者就労支援プログラム・アクション2011は、障害者の雇用や授産製品の販売などに取り組む企業等を、応援団(企業サポーター)として登録する制度で、企業名と取り組み内容を北海道のホームページで広く道民にPRし、道内における“働く障害者の応援の輪”を広げていくもの。
ツルハHDは今月17日から、北海道および北海道社会福祉協議会、道内各地の福祉施設・事業所と連携して、授産製品の販路拡大の取り組みを始めた。販売している授産製品は、手作り石けん(ホエイ)、同(ホエイラベンダー)、エコ石けんなど、いずれも道内の施設等で作られたもの(税込み価格は100~400円ほど)
当初は札幌市内を中心とした83店舗での販売で、同社では「今後は授産製品販売店舗を拡大し、中長期的には道内全店で取り扱うべく検討していくと共に、引き続き社会貢献の取り組みを推進していきたい」としている。