グラクソ・スミスクライン(GSK)は、知覚過敏予防歯磨剤ブランド「シュミテクト」の新商品として、「シュミテクト爽快ウォッシュ」(医薬部外品)を9月1日に新発売する。従来品の「シュミテクトムシ歯ケア」と同じ効果を保ちながら、ミントを約1・3倍にすることで、味にさらなる爽快感をプラスした。
GSKでは、冷たいものを飲食した際に、虫歯もないのに歯がしみて痛いと感じたら、それが“知覚過敏”であることを自覚し、その対策への意識を持ってもらおうと、7月25日を「知覚過敏の日」に制定している。
この知覚過敏の日を前にした6月に、全国の20~60歳代の男女2000人に意識調査を行ったところ、年齢・性別に関係なく、約7割の人が冷たいものやブラッシングなどの刺激によって“歯がキンとしみて痛い”と感じた経験があると回答した。
これら知覚過敏を感じた人の約半数が、「食べたい(飲みたい)ものが食べにくい」「食事を楽しめない」「満足に歯を磨くことができない」など、日常生活の中で何らかの不便を感じていながらも、その多く(68・6%)は痛みの程度が「不快に感じるが我慢はできる」ことから、知覚過敏を改善(治癒)する人は3割程度と少ないことが分かった。
さらに調査では、20~40代においては「シュミテクト」の使用率が、50代以降に比べて低い傾向にあるという実態も明らかとなった。
そこで今回、若年層をはじめ、今まで「シュミテクト」を使用したことのない人でも抵抗なく使ってもらうことを目的に、「シュミテクト爽快ウォッシュ」をシリーズに加え、新規ユーザー獲得につなげる。
既存品(シュミテクトムシ歯ケア)の約1・3倍のミントの爽快感と共に、クリアミントジェルが素早く広がり、口中をすっきり洗浄する。硝酸カリウムによる知覚過敏予防効果と、フッ素配合により虫歯も予防する。90g入り、オープン価格(発売はアース製薬)