小野薬品とアステラス製薬は、4週1回投与の骨粗鬆症治療薬「ミノドロン酸水和物50mg」(一般名)を新発売した。今後、小野薬品がリカルボン錠、アステラス製薬がボノテオ錠の製品名で販売を行う。5年後の2015年度には両剤合計で320億円(薬価ベース)の国内売上を見込んでいる。
ミノドロンは、アステラスが創製し、小野とアステラスが国内で共同開発したビスホスホネート系の骨粗鬆症治療薬。破骨細胞による骨吸収を抑制し、骨密度や骨強度の増加をもたらす。既に両社は、09年4月に1日1回投与の1mg錠を販売しているが、新たに4週1回投与の50mg錠を追加した。
用法・用量は、ミノドロン酸水和物50mgを4週に1回、起床時に十分量(約180mg)の水と共に経口投与する。
薬価は、50mg1錠3433・40円。