日本ベーリンガーインゲルハイム(NBI)と日本イーライリリーは、DPP‐4阻害薬「トラゼンタ錠5mg」(一般名:リナグリプチン)を新発売した。今後、NBIが製造・販売を行い、NBIと日本イーライリリーが共同販促を行う。
トラゼンタは、独BIが創製した経口DPP‐4阻害薬。2型糖尿病患者に対して、単剤投与での使用が認められた。腎機能低下リスクの高い患者に対しても、用量調節を行う必要がなく、1日1回の経口投与で効果を発揮する。既に米国では今年5月、欧州では8月に承認を取得している。
薬価は、5mg1錠209・40円。