「ザジテンAL」シリーズの点鼻薬
ノバルティスファーマは、内服・点鼻・点眼の3タイプが揃ったアレルギー専用薬「ザジテンAL」シリーズから、高粘度タイプの点鼻薬「ザジテンAL鼻炎スプレーα」と「ザジテンAL鼻炎スプレーαクール」(いずれも第2類医薬品)を新発売した。
「ザジテンAL」シリーズは、ケトチフェンフマル酸塩の“抗アレルギー・抗ヒスタミン・抗炎症”の三つの作用が、アレルギーの発症から悪化までのメカニズムに働きかけるのが特徴。出てしまった症状を鎮めるだけでなく、症状の発症を抑え、さらには粘膜の炎症を改善して症状が悪化しないようにコントロールする。
ケトチフェンフマル酸塩は、1983年に医療用医薬品のアレルギー性疾患治療剤「ザジテン」としてカプセルを発売以来、医療現場で様々なアレルギー疾患に広く処方されている。OTC医薬品としては11年に「ザジテンAL点眼薬」が第2類医薬品に変更になり、内服・点鼻・点眼の3タイプ全てが、薬局・ドラッグストアで購入できるようになった。
新製品の「ザジテンAL鼻炎スプレーα」は、新たに開発された高粘度の薬液が鼻の奥まで広く密着し、長くとどまるため、有効成分が効果的に浸透する。どの角度でも噴霧が可能な、高性能のエアレス容器も採用している。さらに「同鼻炎スプレーαクール」には清涼化剤としてL‐メントールを配合しており、スキッとした使用感も特徴。税込み希望小売価格は、いずれも7mLが1449円、12mLが2079円。