日本薬剤師会の会長など役員選挙の立候補届出が10日に締め切られ、会長候補には現職で3選を目指す児玉孝氏(大阪府・64歳)のみが名乗りを挙げ、26日に都内で開かれる第78回臨時総会で何らかの形で信任される。
実際には「公益法人」化後、6月に開催予定の初総会・理事会で正式に選任されることになる。なお、それまでの間は、現執行部が会務を継承することなっている。
立候補に当たり児玉氏は、「今後、2年間は6年制薬剤師の誕生、社会保障制度改革、日薬120周年など薬剤師にとって大きな節目を迎えることになる。並行して医薬分業をはじめ、全てに課せられた社会からの課題に何としても応えなければならない重要な時期と考えている。オール薬剤師と会員のために全力を尽くさせていただきたい」としている。