
浅田飴は1日から、シュガーカットシリーズの新製品として「シュガーカットゼロ」を新発売した。カロリーゼロ&糖類ゼロで、砂糖生まれの自然な甘さが魅力、使用量は砂糖のかさの3分の1などを特徴とする。同社では「従来のダイエット甘味料の味わいを超え、おいしさと健康をかなえる新たな甘味料として、さらなる需要を創出したい」としている。
シュガーカットシリーズは、砂糖生まれの自然な甘さで、加熱調理しても甘さが変わらないのが特徴。ダイエット中の人だけでなく、糖分を制限したい人々に最適な甘味料として、発売開始から35年を数えるロングセラー商品となっている。
厚生労働省の2007年「国民健康・栄養調査結果」によれば、糖尿病患者・予備群がこの10年間で約1・6倍、約2210万人と増加を見せている。これは低カロリー甘味市場の伸びを上回る潜在需要層(ニーズ)が増大中ともいえるもので、今後もこの傾向が続くものと予想される。
浅田飴では「この増大するニーズを掘り起こすには、糖類をカットした砂糖の代替甘味料に、今までにないおいしさや味わいを兼ね備えること」だとして、新たな甘味料の創造を目指し、「シュガーカットゼロ」をシリーズに投入した。
特徴の一つが、カロリーゼロ&糖類ゼロで、主原材料の「エリスリトール」「スクラロース」は砂糖と違い体内で分解・代謝されないので、カロリー産生の原料とならない。おいしさの決め手となるスクラロースは、砂糖から生まれた自然な甘さで、飲み物や料理との相性がいいのが特徴。
また、熱や酸に強く、加熱しても甘さは変わらないので、飲料や煮物にも最適。使用量は砂糖のかさの3分の1が目安で、サラサラとした液体のため溶けやすく、馴染みやすい。税込み希望小売価格は、400g1300円。
同社では新発売と合わせ、女子栄養大学とのコラボレーションで、栄養学に基づいたおいしい低カロリーレシピ等を紹介したブランドサイト「シュガーカットレシピ倶楽部」(http://www.sugarcut.jp/)の充実も図った。