医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団=第118回薬事エキスパート研修会「わが国のPIC/S加盟への課題と必要な対応について」が20日午後1時から、東京渋谷の日本薬学会長井記念ホールで開かれる。
わが国では、PIC/S(医薬品査察協定及び医薬品査察協同スキーム)加盟申請を行っているが、加盟に当たっては、GMP調査主体が医薬品医療機器総合機構(PMDA)や各都道府県など多数あり、その整合性をいかにとっていくかという課題がある。
同研修会では、規制当局や新薬メーカー、ICH経験者などの専門家を招き、わが国のGMPやGMP調査のあり方を探っていく。次の各氏の講演が予定されている。
▽PIC/S加盟について(申請の課題と展望)=檜山行雄(国立医薬品食品衛生研究所客員研究員)▽新薬メーカーから見たPIC/S加盟への意義とメリット=前田年秋(グラクソ・スミスクラインバイオロジカルズマネージャー)▽製薬業界から見たPIC/S加盟への対応および課題=寺薗隆(日本製薬団体連合会品質委員会委員長)▽PIC/S加盟申請承認に向けた考察=山田哲(元持田製薬信頼性保証本部顧問)
問い合わせ先は、同財団薬事エキスパート研修担当(TEL03・3400・5644)