厚生労働省が今年度予算の特別枠を使って実施する多職種協働在宅医療のモデル事業で、同省医政局指導課は地域の連携拠点に105カ所を内定した。
このうち薬局は宮崎県が推薦した「薬局つばめファーマシー」(宮崎市)の1カ所のみ。拠点は医師、看護師、薬剤師、社会福祉士らが連携して医療・介護サービスを包括的に提供できるよう、地区医師会との連絡調整、1人開業医の24時間対応のサポート、人材育成や関係者・住民への普及啓発などを行う。多職種連携の課題を抽出して解決策も検討する。同事業には重点化措置枠と復旧・復興枠を合わせて約21億円を計上している。