【新製品】個別化治療薬が新発売 協和発酵キリン、ファイザー

2012年6月1日 (金)

ATL治療薬「ポテリジオ点滴静注」‐協和発酵キリン

 協和発酵キリンは、成人T細胞白血病リンパ腫(ATL)治療薬「ポテリジオ点滴静注20mg」(一般名:モガムリズマブ)を新発売した。

 ポテリジオは、同社独自の強活性抗体作製技術「ポテリジェント」を応用した抗CCR4ヒト化抗体。ATL細胞表面に存在するCCR4に結合し、結合したATL細胞を抗体依存性傷害(ADCC)活性により、傷害することで抗腫瘍効果を示す。同社初の抗体医薬、ポテリジェント技術を応用した抗体医薬の世界第1号製品となる。

 ポテリジオの投与判断については、診断薬子会社の協和メデックスが販売するポテリジオのコンパニオン診断薬「ポテリジオテストIHC、同FCM」を用いる。免疫組織化学的手法(IHC)とフローサイトメトリー(FCM)を原理とした2製品により、ATL細胞がCCR4を発現しているかどうかを検査する。

 用法・用量は、モガムリズマブとして、1回量1mg/kgを1週間間隔で8回点滴静注する。

 薬価は、20mg5mL1瓶15万5999円。

肺癌治療薬「ザーコリカプセル」‐ファイザー

 ファイザーは、未分化リンパ腫キナーゼ(ALK)陽性の進行・再発非小細胞肺癌(NSCLC)治療薬「ザーコリカプセル200mg、同250mg」(一般名:クリゾチニブ)を新発売した。

 ザーコリは、世界初のALK阻害剤。ALK融合遺伝子陽性のNSCLC患者に投与する。ALK融合蛋白質のチロシンキナーゼ活性を阻害することにより、癌細胞の成長と生存に必要な細胞内シグナル伝達経路を遮断し、抗腫瘍効果を発揮する。

 また、ザーコリの投与については、アボットジャパンが販売するALK2p23染色体の融合遺伝子検出診断薬「virus ALK Break Apart FISH プローブキット」をコンパニオン診断薬として使用し、NSCLC患者への投薬を判断する。

 用法・用量は、クリゾチニブとして1回250mgを1日2回経口投与する。

 薬価は、200mg1カプセルが9420・80円、250mg1カプセルが1万1692・30円。




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